小三宅自治組合

小三宅自治組合の記録

夫婦池の草刈り

 午前7時に始まって午前9時に終わった。天気も曇りで暑過ぎず、仕事も段取りもよかったと思う。例年に比べて疲労感が少ない。もう少しやってもいいよ、という気がするくらい。(「よくいうよ」と自分にツッコミを入れたくもなるが)

 それはそうと、今回の草刈りは「大失敗」っていうか、「大失態」を演じてしまった。というのは、こういうことがあったからだ。

 Tさんが西ノ坊池に草刈りの準備をしていったところ、いくら待っても誰も来ず、家に帰っていると、夫婦池の草刈りをしている人たちがいる。

「あれえ!きょうは西ノ坊、草田池の草刈りじゃなかったの?ずーと待っとったんじゃけどだれもこんけえ、帰りょうたところじゃ。」と、Tさん。

「えー、そんなー。」「組合長、連絡しなかったの?」「そうなん、ごめんごめん。」組合長と二人して平謝りに謝った。Tさんは笑って許してくれたが、ことがことだけにこれで終わらせるわけにはいかなかった。だから、作業後、組合長と二人で正式にお詫びに行くことにした。

 作業後、組合長がTさんに電話すると、「これから出るところだし、気にしてねーから、えーよ。」ということだったので、お互いに気持ちは伝わったと考え、この件はこれで終わりとした。

 が、家に帰って妻に話すと、私は人の気持ちをわからない極悪非道の人間だとののしられ、妻がビールを買ってきた。そして、「これをもってちゃんとおわびして来い!」と脅迫するのだ。

 ほんとうは、そこまで言われたわけではないが、相手の立場になってその気持ちを考えた時、やっぱり悪いのは私だという気持ちが強くなった。交代を頼んだのは私だし、この件に関してTさんは私としか接点がない。変更があるなら私から連絡があると考えるのが当然だ。だれが何と言おうとTさんから見れば私が悪い。

 けれども自分にも言い分はある。というのは、Aさんから「Sさんが変更の連絡が来ていないと言っているんだけど、組合長がつかまらない」との電話をもらって、心配になって、翌日、組合長に連絡したら、「TさんにはKさんから連絡してもらっているはずだけど・・」と。私はそれを信用したのに・・。

 でもまあ、考えてみたら、変更を連絡した相手はAさん。そこからの連絡がうまくできていなかったんだろう。(もちろん、Aさんが悪いわけではない)だから、組合長としては、なぜ自分が悪いのかわからないのではないかと思う。強いて言えば、メールが悪いのだ。そこまで考えて、「やっぱり自分が一番悪い」というあたりまえの思いに至った。自分は蛍光灯だとよく思うが、このときばかりは、ほんとうにそうだと痛切に感じた。

 人と人とのつながりは、感性がしっかりしていないと保てない。自分がいかに自分のことしか考えない人間であるか大いに反省したこの日の事件であった。