小三宅自治組合

小三宅自治組合の記録

市と自治組合

 Sさん宅前の道の陥没が直らない。次年度への引継ぎ事項になってしまった。単純に危険個所なのだから、直してくれたらいいのに、と思うのだがことはそう簡単ではないようだ。実際、一般市民の日曜大工で直せるレベルではない。

 直してくれない理由は、市の排水溝を付近の住民が勝手にいじっているとのこと。おそらく、何十年も前に自治組合の人たちで、ちょっとした工事をしていたのだろう。そこをもとに戻さなければ、市としては何もできないという。

 市としては、市の土地か個人の土地かの線引きを非常に厳しくする。おそらく昔はそれがかなりいい加減だったのだろう。例えば、町(そのころは町や村だったろうから)の土地と言っても、もとはと言えばだれかの寄付だったりして、「官」と「民」の区別があいまいだったものと思う。もちろん、Sさん宅前の道がそうだとは言わないが、「官」は「公」ぐらいの意味で、入会地ぐらいの意味合いしかもたなかったのではないだろうか。 町はそういう管理にしても、お金を出すなどのちょっとした調整をしていたにすぎなかったのだろうと思う。

 だから、「市」になって、そこは「官地」そこは「民地」としゃくし定規に対応されると、非常な違和感を覚える。「非情な」と言い換えた方がよいかもしれない。Tさんから出された「池の堤防改修案」も却下された。「町」が「市」になって、「融合」から「分裂」に進んでいる気がする。そのあたり、実際にはどうなのだろうか。